娘4歳、年少クラスの時に
ほいくえんにいきたくないー!!!
と、なかなか強烈な登園拒否になってしまいました。
対応方法ややその時の私の気持ちを記載しますよ。
今はちゃんと行けるようになったので、誰かのお役に立てれば幸いです。
当時はとっても大変でした・・・。
考えられる要因
進級したこと
当時娘は年少クラスに上がったばかり。
うちの保育園は異年齢クラスといって、年少・年中・年長の3学年が同じクラスというシステムです。
それまでは同学年のみのクラスで人数も少なかったため先生も手厚い?感じでした。
それが年少クラスになると3学年が集まる異年齢クラスになるのです・・・。
妹が生まれたこと
長女が3歳の時に妹が生まれました。
それまで私は看護師としてフルタイムで勤務していたのですが、出産をきっかけに産休をいただくことになりました。
「なんでママと赤ちゃんは家にいるのに私は家にいちゃいけないの?」
長女は小さいながらにそう思ったと思います。
長女の性格的なもの
長女は少し繊細なところがあります。
これは大きくなってからわかってきたことなのですが、娘は嫌なことを言われたことはずっと覚えていたり、喧嘩をしたくない・いやな気持になりたくないと、お友達に遠慮したり我慢したりすることが多いです。
保育園ではとっても頑張っていたんだよね。
先生にも注意されないように、友達とも仲良くできるように一生懸命毎日を過ごしていたんだと思います。
これは当時は全く保育園の話はしてくれなかったので、想像することもできませんでした・・・。
今思ったらもっと寄り添ってあげたらよかったな・・・。
登園拒否はどんな感じだったか?
もうー、一言でいうと本当に毎朝が戦いでしたね…。
保育園に行きたくないから、
- ご飯を食べない
- 着替えない
- 歯磨きしない
- 髪の毛も結ばせてくれない
- 妹に意地悪する
- 保育園の駐車場で車から降りてこない
- 降りたとおもったら、園庭で走り回る→追いかける
- ギャン泣きする中抱っこして強制的に先生に託す
- 教室の中で大声で泣きじゃくっている姿を横目に家に帰る
毎朝これですよ・・・。
登園するのに家を出てから1時間はかかります。
2時間近くかかったことも・・・。
朝登園が終わるともう1日が終わったかのようにへとへとになっていました・・・。
泣きじゃくっている娘を見るのはとってもとーってもしんどかった・・・。
登園拒否の対応策
もう本当にいろんなことをしましたよ。
本当に準備ができないとき、拒否が強いときは潔く保育園を欠席する
- 休み癖がつくんじゃないか?
- 甘えさせすぎじゃないか?
- これからも保育園にいかなくなるんじゃないか?
あ~、今日の昼ごはん作るの面倒・・・。
保育園を休ませるときに私の頭によぎった言葉たちです…。
でも本当にいけないんだもん。
もうしかたないよね・・・とあきらめて、
本当は〇〇ちゃんが保育園に行っている間に、ママはお洗濯したり、ごはん作ったり、赤ちゃんのお世話をしなくちゃいけないんだよ。だから、おやすみをするなら何かお手伝いをしてね。
と、言っていました。
そうすると洗濯たたみをしてくれたり、彼女なりに考えてなにかお手伝いをしてくれました。
今考えたら彼女なりに、保育園に行っていないことにすこし後ろめたいような気持ちがあったのかな。と思います。
しかし、私は保育園に行ってくれなかったことに少しイライラしてしまっていました・・・。
長女が保育園に行ったら、あれしてこれして~って考えてたことが全部崩れるんだもん。
私ももっとすっぱり「今日はやすみ!!!」って切りかえられたらよかったのにね。
次女の夜泣きとか産後の疲労などで私の精神上もよくなかったな~と思います・・・。
ママも人間なんだよ。
午前中だけ頑張ってもらう
保育園まで行くことができたら、午前中だけ行ってもらうように声を掛けました。
お昼ご飯食べたらむかえにいくからね。
時計の針がてっぺん(12時)になったらママお迎えに行くよ
なんて言っても、登園の時点ではギャン泣き・・・。
でもお迎えの時はにっこにこでした。
登園時間をずらす
毎回ギャン泣きの娘だったので、混雑する時間をさけて、保育士さんも対応してもらえるような時間帯に登園しました。
先生もあの手この手で娘に話しかけてくれます。
ギャン泣きしていると、ほとんど先生の声は届かないんだけど、それでも一生懸命声掛けしてくれて本当に感謝しています。
登園の際にパワーを送る
なんやそれって感じですけど、娘に大好きだよアピールをするのです。笑
登園して教室に入る前に10秒カウントしながら娘をギューッと抱きしめます。
結構強めにwww。
娘は「ママ!もうええわ!」なんて言って笑ってくれましたよ。
それを見守る保育士さん・・・。少し恥ずかしいです。笑
あとはポケットにママからのお守りなんて言って、お手紙を入れました。
これはそのあと洗濯してしまって、ぼろぼろに・・・。
これはまだあまり字が読めない娘には効果薄かったかな・・・。
「大好きな〇〇ちゃん、いってらっしゃい!△△時に迎えに行くからね」
…ちょっと保育士さんの前で言うの恥ずかしかったから、耳元でささやいていました・・・。笑
保育園と情報を共有する
- お休みにはプールしたよ
- 今はシルバニアファミリーにはまっているよ
- 昨日は寝る前にパズルをしたよ
- プリキュアが大好きだよ
- 昨日パパとユーチューブ見ながらダイエットダンスをしたよ
- 庭でオクラを育ててしゅうかくしたよ
こんな感じで日々のちょっとしたことを保育園に伝えていました。(家庭状況筒抜けw)
こうすることで保育士さんも娘とのコミュニケーションが広がって、娘も安心して保育園で過ごせるかな、と思って結構細かく話していましたね。
登園したら
何とか先生に託して登園できたら、もう潔くその場を離れていました。
泣いている娘を置いていくのはとっても心が痛くって、家に帰ってきてからも
「もう泣き止んだかな・・・?」
なんて考えてしまうのです。
でも私がずっとその場にいたら余計に娘も泣いてしまうし。
もう託したらすぐその場を離れる!
これは徹底していました。娘のために。心痛いけど。
そしてお迎えの際に聞くと
「あのあとは気持ちを切り替えてちゃんと朝の準備もできていましたよ」
と、先生からの一言で安心していました。
登園拒否はどれくらい続く?
うちの場合は1年くらい続きました。
といってもひどい登園拒否は半年くらいかな?
「いきたくないー。」とはいうものの、だんだんと行けるようになってきました。
いけない日はお休みしたり、早退したり。
これも私が育休中だったからできたことではありますが・・・。
お仕事復帰してこんな感じだったらどうしようかな、と思っていたので、すごく安心しました。
ですので、完全にいけるようになったのは、次女が保育園に行くようになってから。
私もお仕事に復帰するようになって、次女を保育園に預けることが決まったら急にお姉さんぶり始めて、次女と一緒に登園することができてきました。
今でもたまにいきたくなーいっていっています・・・。
保育士さんに望むこと
いつも保育士さんには本当によくしてくださって、頭が上がりません。
登園拒否に悩んだ私から一つだけ、保育士さんに望むことがあります。
それは、
保育園での子供の様子をとにかく細かく教えてほしい!ということです。
年少クラスに進級すると、毎日の連絡帳は何かあったときだけ記載スタイルに変わりました。
保育園の様子は、子供がある程度話せる年齢になってくるからです。
ですが、この当時の娘は、私が保育園のことをどんなに訪ねても
「わからん」
と答えるだけでした。
保育園のことは家では思い出したくなかったのか、本当にわからなかったのかは謎ですが、本当に何も話してくれなかったのです。
保育園での娘の様子が毎日すごく気になっていました。
簡単にでもいいので、どんなことをしていたかを教えてもらえると、私もすごく安心でしたし、家で娘とコミュニケーションをとるときにも助かりました。
今は保育園で何をしたかめちゃくちゃしゃべっていますよ~
終わりに
娘の登園拒否の体験はいかがだったでしょうか?
今考えると、娘にもっと寄り添ってあげたあらよかったな・・・。って反省することがいっぱいあって、私にとってはとてもつらい思い出です。
でもこの経験から、娘は成長して少したくましくなったように思います。
子供と一緒に私も成長できていたらいいな~・・・。
日々未熟な私ですが、これからも楽しく子育てできたらいいなあ、と思うのでした。